獣医学共通テキストの刊行事業計画

獣医学共通テキストの
刊行事業計画

獣医学教育モデル・コア・カリキュラム準拠

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編集委員会

2024年編集委員会メンバー

  • 矢吹 映(委員長 鹿児島大)
  • 日下部 健(山口大)
  • 山岸 則夫(大阪公大)
  • 西木 禎一(岡山理科大)
  • 村松 康和(酪農大)
  • 盆子原 誠(日獣大)

共通テキスト編集委員会に関する申し合わせ

  • 本委員会を「獣医学モデル・コア・カリキュラム準拠共通テキスト編集委員会」と称する(以下委員会という)。
  • 本委員会は「全国獣医学関係大学代表者協議会」(以下全国協議会という)のもとに置かれる。
  • 本委員会は平成23年3月に公表された獣医学モデル・コア・カリキュラム(改訂版、以下コアカリという)に準拠した講義科目教科書を認定する組織である。
  • コアカリとは「大学卒業時までに身に付ける必要不可欠な知識を精選し共通の到達目標を明示したもの」である。
  • 一定の学術レベルを保ちつつ、すべての獣医学生が知っていなければならない内容を厳選して提示するコンパクトな教科書となる。
  • 以下に本委員会の基本方針、作業内容、情報公開等についての事項を定める。本申し合わせは全国協議会における討議により決定され、適宜改訂される。
  • 委員の任期は3年とし、委員長1名を互選する。再選を可とするが事業の継続性と世代交代の両面に配慮する。

1.基本方針

  • コアカリに含まれる一般目標、到達目標を必ず含まなければならない。
  • コアカリに含まれない事項を含むことも可能とするが、非コア項目として明示する。
  • 当面は紙媒体による出版とするが、電子図書の併売を推奨する。
  • 委員会は出版を依頼する出版社を限定しないが、事前に打診を行う。
  • 委員会はモデルフォーマットを提示し、これを基本形として体裁の統一化を図る。
  • 価格設定は各WG の判断に委ねるが、事前に本委員会に打診する。

2.作業の内容

  • 各科目の教科書編集を実際に行う組織をワーキンググループ(WG)という。
  • WGへの割り当ては本委員会が行うが、この割り当て作業は日本獣医学会に所属する各分科会・学会・団体と協議して進める。
  • 獣医学概論、倫理、法規、魚病学、野生動物学など、諸団体に割り当てられない科目、あるいは団体が存在しない科目については適宜本委員会が判断する。
  • 小委員会は全体の統制を保つため、WGと常に連絡を保ちつつ作業を進める。
  • 共通テキストの最終フォーマット(本の体裁)は、委員会の承認を必要とする。

3.共通テキストに関する情報公開

  • ホームページ(HP)を開設し、常に最新の情報の発信に努める。

4.電子図書に関する対応

  • 学術専門書、特に写真や図版を多く含む専門書にとって電子図書は最良の伝達媒体となる可能性がある。電子図書リーダーに内蔵する医学・獣医学の辞書の開発を出版社に働きかける。
  • 電子図書に対する今後の出版界の動向を見極めつつ、著作者ならびに購入者(学生)の利益となるよう、販売方法や印税割合などについて出版社と協議する。